ベーコンの塩抜きが上手くいかない!なんてこと、ありますよね!
- 6時間流水したのに塩辛くて食べられない!
- いろいろな塩抜き方法を試したけど、どれも塩辛い!
などなど。
実際、レシピ本やネットなんかで調べてみても、塩抜き時間は3時間から24時間までいろいろあります。
一体、何が正しいの?そしてベストな塩抜き方法ってあるの?って思いますよね!
しかし、これらのやり方は間違っていません。
ただ、あることをやり忘れているために塩抜きがうまくいかないんです。
そこでこの記事では、ベーコンの塩抜きをするとき必ずやってほしい1つのことを紹介させていただきます。
これは誰にでも簡単にできるので、ぜひやってみてください。
ベーコンの塩抜きで一番大切なこと
ベーコンの塩抜きで一番大切なことって何だと思います?
塩抜き時間?水の温度?流水の速さ?
これらも大切ですが、もっと大切なこと、それは
味見です。
「なんだ味見か!」と思われるかもしれませんが、実はこの味見が一番大切です。
なぜなら、ベーコンの塩抜きには不確定要素が多いからです。
例えば、塩抜きの時間。
次の要素で塩抜きの時間は変わってきます。
- 肉の大きさ
- 赤身や脂身のバランス
- 塩漬け加減
- 水温
- 水量
- 流水なら流れの速さ
つまり、レシピはあてにならないのです。
レシピはあくまで参考程度で、あとは自分で何度も何度もそのレシピを繰り返して経験を積んで行くしかないのです。
そこで私がオススメするのが、必ず味見をすること。
初めから、適度な塩味にするのはとても難しいです。それに、燻製とは保存食なので強めの塩漬けをしなければ、保存性は無くなってしまいます。
それなら、初めから強めの塩漬けをして、塩抜き時間で味を調節していけばいいのです。
これがベーコンの塩抜きで一番大切なことです。
ですから必ず、何度も味見をしてくださいね。
味見と塩抜きを繰り返す
ベーコンの塩抜き方法
ベーコンの塩抜き方法を紹介します。
- ベーコンを水で洗い流す
- 流水で塩抜き
- 味見
- ②と③を繰り返す
- 水気を拭き取る
塩漬け後のベーコンを水で洗い流します。
これは、「ぬめり」「臭み」「表面の塩味」を取り除くためです。
水を張ったボールにベーコンをひたします。
そしてチョロチョロと水道から水を流し続ける流水で塩抜きをします。
流水時間ですが、まずは3時間行ってください。
その際は、流れ落ちる水が肉に直接当たらないようにします。
なぜなら、水が当たっている部分だけ塩抜きが進み、味にばらつきが出てしまうからです。
3時間ほど流水で塩抜きしたベーコンを味見します。
ベーコンのはしを切りフライパンで焼いて味見をします。
コツは、薄いと感じるくらいがちょうど良い塩加減です。
なぜなら、次の工程「風乾」「燻製」で水分がとび、塩分が強くなるからです。
手順③の味見で塩辛く感じたら、再び流水をしてください。
次は1時間、流水をします。
流水後、再び、味見。
塩辛ければ、また1時間流水して味見。
その繰り返しで、塩味をコントロールしていきます。
最後はキッチンペーパーで水気を取り完成です。
塩抜きを失敗してしまったら
何度も味見をしたのに失敗してしまうこともあります。
味見も経験がものを言いますので、塩辛かったり、逆に薄すぎたり。
ここでは、塩抜きを失敗したベーコンの利用方法を紹介します。
- 塩辛いベーコンができてしまった時の対処法
- 薄すぎるベーコンができてしまった時の対処法
塩辛いベーコンができてしまった時の対処法
塩辛いベーコンができたら、細かく刻んで別の料理に使うのがいいです。
パスタソースに入れたり、サラダに振りかけたり。
スープに入れてもいいですし、ご飯にふりかけても美味しいです。
つまりベーコンを塩がわりに使うのです。
スモークされ、旨味のある塩のできあがりです。
塩辛いベーコンは保存性が高いので腐りにくく日が持つので、ぜひ使って見てください。
ベーコンを塩がわりに使おう!
薄すぎるベーコンができてしまった時の対処法
薄すぎるベーコンができてしまったときは、簡単です。
塩を振ったり、ソースをかけたりしたら美味しく食べることができます。
まとめ
今回は、ベーコンの塩抜きで1番大切なこと、味見の大切さについて紹介させていただきました。
塩抜きは不確定要素が多いため、一発でうまく出来ることはほとんどありません。
ですから、何度も、味見と塩抜きを繰り返して、好みの塩味に近づけていってください。
ベーコンと言わず、すべての食材の塩抜きに当てはまりますので、ぜひ味見をして塩気を調節してくださいね。
最後までありがとうございました。