古い蜂蜜って食べれるのか気になりますよね?
20年30年も経った蜂蜜は腐って絶対食べれないと思われがちですが、
実は、食べることができるんです!
なぜなら蜂蜜は腐らないからです。
ですが、ちょっと待ってください!
古いハチミツを食べる前に注意しなければいけない事が3つあるんです。
この記事では、古い蜂蜜を食べる前に注意する事3つを紹介させていただきます。
古い蜂蜜を食べる前に注意すること3つ!
古い蜂蜜を食べる前に次の3つは必ず注意してください。
- ラベル(原材料、原産国)
- 未開封である
- 保管場所
これらは必ずチェックします。
なぜなら、蜂蜜が腐っているかもしれないからです。
ではこれら3つについて詳しく説明させていただきます。
ラベルをチェック
まずはラベルの2つをチェックします。
- 原材料
- 原産国
原材料
水飴などの混ぜ物がないかチェックします。
蜂蜜は腐りませんが、混ぜ物は腐ります。
もし混ぜ物が入っていたら腐っている可能性があります。
原産国
中国産でないかをチェックします。
中国は過去何度もハチミツ偽装をしてきました。
- ハチミツ100%と言いながら水あめを混ぜて薄める
- 完熟していないハチミツを収穫(完熟していないと水分が多く腐りやすい)
ハチミツ偽装には注意が必要です。
しかし残念ながら、見た目や味で「水あめが入っている」「完熟している」を判断するのは難しいので、原産国が中国と書いてあったら食べるのをやめましょう。
外国産のハチミツならEU圏内の蜂蜜が安心です。
特に
- ドイツ
- ルーマニア
が安心です。
EUにはハチミツの厳しい基準があり、「ドイツ」「ルーマニア」は、その中でも特に厳しい基準をクリアしているのでとても安全です。
ちなみに国産はと言いますと、
過去に何度もハチミツ 偽装問題がありました。
ですから決して100%安全とは言い切れません。
しかし中国よりはマシです。
私のオススメは個人の養蜂家が生産したハチミツです。
産直なんかに売っています。
【補足】賞味期限ですが、あくまでも、風味豊かな蜂蜜を食べれる期間です。じゅんすいな蜂蜜でしたら腐りませんので、賞味期限をすぎても問題なく食べることはできます。
2.未開封かチェック
容器の開封状態をチェックします。
未開封なら問題ありません。
しかし、開封されていたら要注意です。
なぜなら、ゴミやホコリ、人のツバなどがが入り込んでカビが発生している恐れがあるからです。
もしも、汚れたスプーンや、一度舐めたスプーンでハチミツをすくっていたとしたら…
自分は気をつけていても子供が知らぬ間にやっているかもしれません。
つまり開封された蜂蜜は、いつ誰が何をしたかわかりません。
何が入ってるのかわからない蜂蜜を食べるのはやめましょう。
3.保管場所をチェック
どんな場所で保管していたかチェックします。
- 直射日光が当たっていない
- 湿気の少ない場所
- 涼しい場所
これら3つの条件をすべてクリアしていますか?クリアできていなければ食べてはいけません!
直射日光が当たっていない
直射日光が当たると品質が劣化してしまいます。
湿気の少ない場所
湿気が多いと、はちみつが水分を含んでしまい、水分に雑菌が繁殖してカビになってしまいます。
涼しい場所
温度が高いと傷んでしまいます。
ですから、どんな場所に保管してあったかチェックしてください。
蜂蜜が変色してるけど大丈夫?
蜂蜜は古くなると次のように変色します。
- 茶色
- 黒色
茶色に変色
茶色に変色するのは、蜂蜜の成分である糖質がカラメル化を起こすからです。
カラメル化しただけなので、問題なく食べることができます。
黒色に変色
黒く変色するのは、蜂蜜のタンパク質と糖が結びついたからです。
長い時間置いておくと黒くなってしまうんです。
基本的には、糖質とタンパク質が化学変化を起こしただけですので、問題なく食べることができます。
白い斑点はカビ?
蜂蜜の瓶の中に白い斑点が浮いていることがあります。
あなたのお持ちの蜂蜜が以上の条件をクリアしているのであれば、カビではありません。
- 100%本物のじゅんすいな蜂蜜
- 未開封
- 直射日光や湿気にさらされていない
白い斑点は蜂蜜が結晶化したものですので食べても問題ありません。
古い蜂蜜の利用方法
蜂蜜は古くなると次第に風味が落ちてしまいます。
ですから、そのまま食べるよりも料理に砂糖がわりとして使うことをお勧めします。
新しい蜂蜜は、生で食べ、古い蜂蜜は料理に、と使い分けて利用してみてください。
古い蜂蜜の廃棄方法
古い蜂蜜の廃棄方法は、蜂蜜の状態によります。
- 結晶化した蜂蜜
- ドロッとした蜂蜜
結晶化した蜂蜜
- スプーンでこそげ取り可燃ゴミへ
ドロッとした蜂蜜
- 水で薄めて排水溝へ
ドロッとした蜂蜜をそのまま流しても排水溝で詰まることはありませんが、それでも心配であれば、水で薄めて排水溝に流しましょう。
蜂蜜ってなんで腐らないの?
蜂蜜が腐らないのには、2つの理由があります。
- 高い糖濃度
- 低い水分量
高い糖濃度
蜂蜜の糖濃度は約80%
これは細菌が繁殖できない濃度です。
したがって細菌が入ってきたとしても糖分が細菌の水分を吸い取ってしまい繁殖できず、次第に殺菌されてしまいます。
低い水分量
蜂蜜の水分量は約15%ほど。
細菌が繁殖しにくい水分量なのです。
以上の2つがあることからハチミツは腐らないのです。
まとめ
古い蜂蜜を食べる前に必ず注意することは次の3つです。
- ラベル(原材料、原産国)
- 容器は未開封か?
- 保管場所
これら3つをチェックすることで、
傷んだ蜂蜜を食べるリスクがなくなります。
ですから必ずチェックしてくださいね。
基本的には蜂蜜はカビたり腐ったりしないもの。
エジプトで見つかった3000年以上前の蜂蜜でさえ食べれたのですから。
古くても体に良い蜂蜜、ぜひ食べてみてくださいね。
激しい匂いのする場合は絶対に食べないでください