さつまいもを冷蔵庫に入れて2週間。
いざ使おうと思っても腐ってないか心配になりますよね?
そんなさつまいもを食べようか迷っているあなたに向けてこの記事を書きました。
この記事で得られることは以下の2つです。
- さつまいもが腐っていないか見分ける方法
- さつまいもの正しい保存方法
この記事を読めば、今までのさつまいもが、さらに長期保存でき、さらにずっと甘いさつまいもを食べることができますよ。
さつまいもを冷蔵庫に入れても大丈夫?これで腐ってないか判断して!
さつまいもは、冷蔵庫に入れた場合は注意が必要です。
なぜなら、さつまいもは冷気が苦手なので傷みやすく腐りやすくなるからです。
それは、さつまいもが暖かいところで育つ野菜なので13度〜15度の暖かい温度帯で保存するのが好ましいからです。
ところが、冷蔵庫の温度は3度〜6度、野菜室でも3度〜8度なので、冷蔵庫に入れると傷みやすく腐ってしまうのです。
ですから、冷蔵庫に入れたさつまいもは、調理するまえに注意が必要です。
そこで、次のような状態になっていないかチェックをしてください。
- 異臭 酸っぱい臭い
- ブニョブニョ
- シワシワ
- 軽い
これらの状態では食べれませんので捨ててください。
次に、さつまいもの断面が、変色していたら。
例えば、茶色、緑など。
こういった場合は、とても苦いので、その部分だけカットして、黄色いところだけ食べましょう。
ただしそういった場合でも、異臭がしないか、酸味がないかの注意が必要です。
ちなみに私の経験上、緑や茶色に変色したさつまいもは、たとえ黄色い部分が食べれたとしても美味しくありません。
また、さつまいもが、黒っぽく変色することもあります。
これは、ポリフェノールオキシターゼが原因で起こります。
ポリフェノールオキシターゼとは、植物細胞の中にある酵素の一種。
これは空気に触れると変色反応してしまいます。
なので、腐っているわけではないので食べることができます。
黒く変色したさつまいもは、塩水につけることで「色止め」ができますので、気になるのであれば、塩水につけてみてましょう。
よく、りんごを変色させないように塩水につけるのと同じことです。
ちなみにポリフェノールオキシターゼは、さつまいも以外では、りんご、ごぼう、アボカド、桃などにも含まれます。
次に白い糸を引く場合があります。
この白い糸はカビですので、食べるのはやめましょう。
どうしても冷蔵庫に入れたい時は
さつまいもは常温保存が鉄則。
ですが、20度〜30度以上で発芽してしまいます。
なので夏場なんかは冷蔵庫に入れた方がいい場合もあります。
そんな時は、さつまいもを新聞紙で包み、ビニール袋に入れて軽くしばり野菜室に入れます。
賞味期限は1週間を基準にし、どんなに長く置いたとしても2週間以内に使い切りましょう。
その時は前にも紹介しましたが、異臭がないか、手触りはブニョブニョしていないか必ずチェックしてください。
さつまいもの保存方法
さつまいもは、正しく保存すれば3ヶ月くらいまでもちます。
しかも、長期保存することでだんだんと甘味が増してきます。
それは、さつまいもに含まれるデンプンが糖に変わるからです。
これを追熟(熟成)と言います。
そんな、長期保存できて甘いさつまいもになる保存方法(追熟)を紹介します。
さつまいもの適正温度と湿度
- 適正温度 13度〜15度
- 適正湿度 85%〜90%
ただし家庭で適正温度と湿度を守るのはなかなか難しいのも。
そこで、お手軽にできる方法を紹介させていただきます。
- ダンボール
- 新聞紙
- さつまいも
手順
この手順で保管すれば、家庭でも長期保存することができます。
さつまいもは収穫されてから、ある程度貯蔵されてから出荷されます。
スーパーで買う時にはすでに甘くなってきていますが、この方法を追加でやれば、2〜3週間置いただけでかなり甘く追熟できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さつまいもの長期保存は、誰でも手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
とても甘くて美味しいさつまいもに変化しますよ。
p.s
甘くてトロトロの焼き芋を作りたいなら、追熟も大切ですが芋選びが重要です。
ちなみに私のオススメはこちらです。
- シルクスイート
- 紅はるか
- 安納芋
どれもネットリ系のさつまいもで甘くて美味しいです。
スーパーでも売っているのでよかったら試してみてください。