「ダッチオーブンで野菜の丸焼き」って聞くと、
- 素材の味そのまま!
- 野菜の甘みを引き出す!
- 塩のみで食べてみたい!
って思いますよね。
旬な野菜をダッチオーブンで丸焼きにして食べるある意味、贅沢な食べ方。
最高ですよね。
ところが、ダッチオーブンに向かない野菜もあるんです。
そこでこの記事では、美味しくない野菜を紹介させていただきます。
そして、実際にダッチオーブンで野菜の丸焼きをした様子も合わせて。
ダッチオーブンで作る「焼きいも」は美味しくなかった!
ダッチオーブンで野菜を丸焼きしました。
今回焼いた野菜は次の3つ
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- サツマイモ
これらの野菜、何も手を加えることなく、ダッチオーブンに投入。
いい感じで焼き上がりましたよ。
ですが、、、
サツマイモが美味しくない!
蜜があふれ出ているサツマイモを選んだのにですよ!
そこでサツマイモがなぜ美味しくないのか調べてみました。
すると、甘い焼きいも作りのポイントが2つわかりました。
- 温度
- 水分
この2つについて解説させていただきます。
温度が重要!60度〜70度でじっくり加熱して
甘い焼きいもは、60度から〜70度でじっくり加熱するのがポイントです。
それは、サツマイモの甘みのもと「麦芽糖」を一番引き出せるから。
ここでサツマイモが甘くなる過程を簡単に説明しますと、
- サツマイモを加熱。
- すると、酵素が活性化。
- 活性化した酵素がサツマイモのデンプンを分解。
- 分解されたデンプンが、麦芽糖に変わる。
- 甘い焼きいもの出来上がり。
という流れ。
つまり、甘い焼きいも作りは酵素を活性化させることがポイント。
その適正温度が60度〜70度というわけなんです。
しかし、ダッチオーブンで加熱すると、一気に高温になってしまい、甘さを十分に引き出せないのです。
水分を飛ばすと甘みが増す
甘い焼き芋づくりは水分を飛ばすことがポイントです。
水分を飛ばすことで、甘みが増すからです。
具体的には、15%〜30%ほど水分を抜くのがベスト。
じっくりと加熱する理由は、水分を飛ばすためだったのです。
ところが、ダッチオーブンだとフタをしてしまうので、水分が抜けず、甘みを増すことができません。
結論 ダッチオーブンで焼き芋は向いていない
ダッチオーブンで焼き芋は向いていません。
それはダッチオーブンだと
- 高温になる
- 水分が飛ばない
という理由で甘くならないからです。
やはり、焼き芋なら、アルミホイルで包んで、バーベキューコンロに忍ばせておくのが簡単で美味しいやり方ですね。
ただし、その時のポイントは、ヘタの部分は包まないこと。
水分をそこから逃がすためです。
野菜の丸焼き「じゃがいも」「玉ねぎ」はうまい!
ダッチオーブンで野菜の丸焼き
- じゃがいも
- 玉ねぎ
この2つはとても美味しかったですよ。
じゃがいも
じゃがいもにバター!そして軽く塩を振るだけ!
うまいに決まってます。
子供達も喜んで一瞬でなくなりました。
玉ねぎ
表面の皮を剥いだら中から、トロっとした玉ねぎが出てきました。
あまみが出て美味しいです。
少し表面をグリルで炙ると、サクッとした食感も混じりさらにうまい!
今回使ったダッチオーブンはSOTOのステンレスダッチオーブン。
無水料理も得意です↓
https://shiitaka.com/2018/12/05/dutchoven-stew/
このダッチオーブンを最安値で買う方法を知りたい方は次の記事をどうぞ。
https://shiitaka.com/2018/11/15/soto-dutchoven/
栗原はるみさんの蒸し器を使って肉まんを作ってみました。ダッチオーブンにジャストサイズ!こちらの記事をどうぞ
https://shiitaka.com/2019/01/06/kuriharaharumi-steamer/
まとめ
いかがでしたか?
今回の野菜の丸焼きを評価するとこうなります。
じゃがいも | ◎ |
玉ねぎ | ○ |
サツマイモ | △ |
ダッチオーブンで焼き芋はオススメしません。
決してマズイ訳ではありませんが、美味しくありませんでした。
結局、半分残して持ち帰り。
しかたなく夕飯のおかずに食べたのですが、、、
う、うまい!
甘みがアップされてる!
どういうこと?
余熱で甘みが増した?
熟成された?
謎は深まりますが、
結局、ダッチオーブンでもうまいじゃん!