減塩梅干しって常温保存はNGって言われていますよね。塩分が少ないと防腐効果がないからです。
でも、実際はスーパーで買った減塩梅干しのラベルを見ると、保存は「高温・直射日光を避けて保存してください」と書かれています。
「いったいどっちが正しいの?」っ思ってしまいますよね。
しかし、「見分け方」があれば、そんな悩みもいりません。
そこでこの記事では、「常温保存できる減塩梅干しが一瞬でわかる見分け方」をご紹介させていただきます。
この記事を読んで、健康で美味しい梅干しを食べてくださいね。
減塩梅干しの常温保存できる?できない?見分け方はこれ!
減塩梅干しの常温で保存できるかできないか見分け方はイカの通りです。
- 開封してあれば、冷蔵保存
- 開封してなければ、冷暗所で保存
この見分け方なら簡単ですよね。
では、詳しく解説させていただきます。
開封してあれば、冷蔵保存
スーパーで買った減塩梅干しは、開封したら冷蔵保存してください。
それは塩分が少ないので、傷みやすいからです。
実際に、スーパーで買った梅干しのラベルを見ても、「開封後は、冷蔵庫で保存してください」と、書かれているくらい。
昔ながらの手作り梅干しは、塩分濃度が20%ですが、減塩梅干しは10%前後。
減塩梅干しは塩分が少ない分、保存性が低くなっているのです。
手作り梅干しなら、開封しても冷暗所に保存していれば何十年も持ちます。
いっぽう減塩梅干しは、保存性が低いので未開封で賞味期限が6ヶ月。
ですので、開封したら冷蔵保存でなるべく早めに食べてしまいましょう。
なお。食べる時は、梅干しをパックから取る時は、清潔な箸でつまんで下さい。
食事中の箸を使うと、雑菌が入り痛みが速くなりますよ。
ちなみに次の梅干しも減塩されているので、開封したら冷蔵保存してください。
- はちみつ漬け梅干し
- かつお梅干し
- 調味料入り梅干し
開封してなければ、冷暗所で保存
減塩梅干しは開封していなければ、常温保存しても大丈夫です。
ただし、冷暗所に限ります。
先日私が買った減塩梅干し(塩分10%)はラベルに「高温・直射日光を避けて保存してください」と書いてありました。
なので、減塩梅干しでも高温・直射日光を避けた冷暗所なら常温保存はできるのです。
なお賞味期限説明にはこんなことが書いてありました。
「未開封の状態で表示されている方法で保存した時に、品質が保たれる期限です」
とのこと。
未開封で賞味期限内なら冷暗所で常温保存OK
冷暗所ってどこ?
冷暗所なら減塩梅干しを常温保存することができます。
ですが、「冷暗所って何?」ですよね。
ここでは、そんな「冷暗所」を解説させていただきます。
冷暗所とは、低い温度で直射日光があたらない場所のこと。
「そんな場所、家にはないよっ!」と思われるかもしれませんが、家庭では次のところが冷暗所になります。
- 床下収納
- 冷蔵庫
- 納戸
ただし、気をつける点もございますので順に解説させていただきます。
床下収納
床下収納は、直射日光が入りませんが密閉され、夏場では温度、湿度ともに高くなりやすいのでカビ臭くなったりします。
なので、夏場の減塩梅干しの保存は避けてください。
その他の食品を入れる時も、腐りやすいものは避けてください。
冷蔵庫
冷蔵庫も立派な冷暗所です。
冷蔵庫の基本的な温度は1~5℃。
野菜室でも5~7℃。
ドアを閉めれば暗くなるので、冷暗所の条件である「低い温度で直射日光があたらない場所」を満たしています。
ところが、ドアの開け閉めが多い冷蔵庫は温度が一定とは言えないでしょう。
しかし、季節の変化に関係ない冷蔵庫では、1年を通して見れば、温度は一定といってもいいのではないでしょうか。
納戸
納戸も冷暗所として使うことができます。
納戸とは、簡単に言うと「窓がない部屋」です。
ウォークインクローゼットも窓がなければ、納戸なので、冷暗所として使うことができます。
窓がないので、直射日光を受けることがないので、減塩梅干しの保存にも使うことができます。
ただし、夏場は風通しがなく温度が上がってしまうので、減塩梅干しの常温保存には向いていません。
ここまでの話をまとめると、季節に左右されない冷蔵庫が減塩梅干しの保存に向います。
って結局、冷蔵庫かいッ!!
ただ、冬場や春先なら床下収納、納戸でも減塩梅干しを常温保存しても大丈夫ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでの話をまとめますと
- 開封してあれば、冷蔵保存
- 開封してなければ、冷暗所で常温保存
- 夏場:冷蔵庫
- 夏以外:床下収納 納戸
以上、減塩梅干しの常温保存について書かせていただきました。
この記事が参考になれば嬉しいです。