ホタテをうまく解凍して美味しく食べたいですよね。
しかしホタテの解凍には、いろいろなやり方があります。
たとえば、
- 冷蔵庫解凍
- 流水解凍
- 氷水解凍
などなど。
そこで疑問に思うのが、「どの解凍方法が一番美味しいの?」ということ。
その答えは、あるものを使った解凍方法です。
そのあるものを使えば、短い時間で解凍できるのでドリップ(ホタテのうまみエキス)が出にくいのです。
ですから、いつでも甘くてプリプリなホタテを食べることができるのです。
この記事では、そのあるものを使った解凍方法について紹介させていただきます。
もしも、間違った方法でホタテを解凍したら、せっかくの美味しいホタテも台無しになってしまいます。
ですから、この記事を読んでホタテを美味しく食べましょう。
ホタテの美味しく解凍する秘訣!それはアルミバットを使う!
アルミバットを使えばホタテの解凍が上手くできます。
たった10分〜30分の短い時間で解凍が出来てしまうんです。
なぜなら、アルミバットが外気の温度を直接ホタテに伝えるからです。
アルミは空気に比べると1万倍の熱伝導率。
とても熱伝導率の高い金属なんです。
そのため、お皿の上で自然解凍するよりも素早く解凍できるのです。
素早く解凍できればホタテのエキスが出にくいので旨みを逃すことがありません。
そんなアルミバットを使った解凍方法をご紹介させていただきます。
アルミバットを使った解凍方法
- アルミバット(なければアルミの鍋)
- 冷凍ホタテ
- 冷凍ホタテをアルミバットにのせる
- 常温で解凍
たったこれだけの手順で解凍することができます。
※季節によって解凍時間は変わってきます。
アルミバットを選ぶときのポイント
アルミバットを選ぶときのポイントは厚みがあり面積の広いものを選ぶとよいです。
なぜなら、厚みがあるとより熱を伝えやすくなるからです。
もしもアルミバットがご家庭にない場合は、アルミの鍋で代用することができます。
※ちなみにあるにホイルだと薄すぎて熱が伝わりにくいので意味がないです。
アルミバットがないときのホタテの解凍方法
アルミバットやアルミ鍋がない!そんなときのホタテの解凍方法をご紹介させていただきます。
ホタテには次の3つが一般的な解凍方法です。
- 流水解凍 :ホタテに水をかけ流して解凍する方法
- 氷水解凍 :ホタテを氷水につけて解凍する方法
- 冷蔵庫解凍:ホタテを冷蔵庫でじっくり解凍する方法
これらの解凍方法は、かかる時間がそれぞれ違います。
なので、状況によって使い分けが必要です。
参考までに、解凍時間は次の通り。
- 流水解凍 10〜30分
- 氷水解凍 2時間〜5時間
- 冷蔵解凍 8時間〜24時間
たとえば、ホタテを食べるのが明日なら時間はたっぷりあるので「冷蔵解凍」。
逆に、今すぐ食べたいのに解凍し忘れた!って時は「流水解凍」。
と使い分けします。
ただし、それぞれの解凍方法には、メリット、デメリットがあるので解凍時間と合わせて考える必要があります。
基本的には「冷蔵庫解凍」のように時間をかけるとホタテのうまみエキスであるドリップが出てパサパサになってしまいます。
逆に「流水解凍」のように短時間で解凍してもドリップが出てしまいます。
そこで、私がオススメする解凍方法をご紹介させていただきます。
塩と氷を使った解凍方法
ホタテを美味しく解凍するなら「塩と氷を使った解凍」がオススメです。
その理由は以下の2つです。
- ドリップ(ホタテのエキス)が出にくい
- 冷蔵解凍より速く解凍できる
冷蔵庫で解凍するより、素早く解凍できるので、細胞を傷つけにくくドリップが出にくくいです。
そこで「塩と氷を使った解凍」のやり方をご紹介させていただきます。
解凍方法
- 冷凍ホタテ貝柱
- 氷
- 塩 小さじ1
- ラップ
- ボール
- キッチンペーパー
- ボールに氷を入れ塩をふりかける
- ボールにホタテを入れる
- ボールにラップをする
- 常温で数時間置く
- ホタテを取り出し、キッチンペーパーで水気を取る
たったこれだけでプリプリで甘いホタテの解凍ができます。
流水で解凍する方法
ホタテを早く解凍したいときは「流水解凍」です。
解凍時間は、気温や水温、流水速度にもよりますが、10分から30分で解凍できます。
流水解凍
- 冷凍ホタテ
- ポリ袋
- ボール
- 冷凍ホタテをポリ袋に入れる
- 1をボールに入れる
- 水道水をチョロチョロと流す(10分〜30分)
- 半解凍で取り出す
完全に解凍しない。半解凍で取り出す。
ドリップをいかに出さないかが美味しさの秘訣ですので、半解凍を心がけてください。
電子レンジ解凍方法
電子レンジならホタテを最速で解凍できます。
その時間はわずか1分。
ただし電子レンジでやるホタテの解凍はオススメしません。
なぜなら、ドリップ(肉汁)が出たり、解凍ムラ、乾燥がおきたりして風味が落ちるからです。
ただし、どうしても時間がないってときにどうぞ。
電子レンジ解凍法
冷凍ホタテの貝柱を刺身で食べる場合は全解凍ではなく半解凍です。
解凍時間 1分
- 冷凍ホタテ
- キッチンペーパー
- 冷凍ホタテをキッチンペーパーに並べる
- 解凍モードもしくは150wで1分間レンジにかける
冷凍ホタテの賞味期限
ここでは冷凍ホタテの賞味期限について解説させていただきます。
解凍後の賞味期限
解凍後は冷蔵保存で2〜3日で召し上がってください。
※解凍後は再び冷凍するのはやめてください。
冷凍ホタテの賞味期限
冷凍ホタテの賞味期限は約2ヶ月です。
家庭用の冷凍庫だと鮮度が落ちやすく、乾燥して酸化してしまうからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アルミバットを使ったホタテの解凍方法は短時間で美味しく解凍できるので、大変オススメです。
アルミバットがなければ、「塩と氷の解凍」もオススメです。
逆に「流水解凍」「冷蔵解凍」「電子レンジ解凍」はオススメできません。
ドリップがたくさん出てしまいますからね。
どうしても短時間で解凍しなければいけないって時でもアルミバットが1個あると素早く解凍できるのでとても助かります。
ホタテを解凍するときにぜひ試してもらえたらと思います。