「にがり」がなくても豆腐は作れるって知っていました?
にがりの代用に「ある物」を使えば、豆腐はつくれるんです。
むしろ、にがりを使うより簡単に豆腐がつくれるんですよ。
さらに、あなたのご家庭にも必ずある食材なので、気軽にチャレンジできます。
ここではにがりの代用品をつかった豆腐づくりのレシピを紹介したいと思います。
にがりの代用はこれで決まり!
にがりの代用で塩を使います。
ただし、どんな塩でもいいわけではありません。
ミネラルをたっぷり含んだ天然塩がいいんです。
ミネラルにはにがり成分も入っています。
にがり成分とはマグネシウムのこと。
つまり、マグネシウムをたっぷり含んだ塩がにがりの代用になります。
ですから天然の塩でもマグネシウムをたっぷり含んだ塩を使ってください。
ここではマグネシウムをたくさん含んだ塩をご紹介します。
- 雪塩
- ぬちまーす
雪塩
沖縄の塩です。
一般的な天然塩でもマグネシウムの量は100gあたり200mgぐらいでしょう。
しかし雪塩は100gあたり2810mgと大変多いです。
ですから、にがりの代用になります。
そんな雪塩を使ったレシピをご紹介。
- 雪塩 小さじ1/2
- 水5cc
- 豆乳100cc 大豆固形分13%高濃度豆乳
- 手鍋
- アルミホイル
- 耐熱容器
豆腐の作り方
ぬちまーす
ぬちまーすも沖縄の塩です。
ミネラルをたっぷり含み体にも良いです。
マグネシウムは100gあたり3620mgとかなり多く、にがりの代わりには間違い無しです。
では、土鍋で作る「おぼろ豆腐」の作り方です。
- ぬちまーす小さじ3
- 無調整豆乳1000cc
- 水100cc
- 土鍋
おぼろ豆腐の作り方
エプソムソルト
エプソムソルトとはエプソム塩とも呼ばれるが、「硫酸マグネシウム (magnesium sulfate)」の一般的な名称。化学式は MgSO4 で示す、硫酸とマグネシウムの無機化合物である。塩の名が付いているが硫酸マグネシウムの純粋な結晶で、塩分は含んでいない。15世紀~16世紀にイングランドのエプソムという場所で発見され、見た目が白く塩に似ていたためにその名が付いたと言われている。
豆腐の凝固剤として硫酸マグネシウムも使われます。
ですから、エプソムソルトも使えます。
よく海外暮らしの人が、にがりの代わりのエプソムソルトを使って豆腐を作っています。
薬局なんかに売っていますが、食用のものを選んで使ってください。
そんなエプソムソルトを使ったレシピはこちらです。
- エプソムソルト小さじ1
- 水15cc
- 豆乳100cc
豆腐の作り方
参照レシピ↓
酢と卵の殻がにがりの代用になる!
「酢と卵の殻」を使ってにがりの代わりを作れます。
酢と卵の殻だけなので、ぜひチャレンジしてみてください。
酢と卵の殻でにがりを作る
- 酢50cc
- 卵の殻、1個分
にがりの作り方
すると、しだいに酢が卵の殻をつかし泡が立ってきます。
最後にキッチンペーパーでこして完成です。
まとめ
にがりの代用で豆腐の作り方を紹介させていただきました。
にがりの代用品
- 雪塩
- ちぬまーず
- エプソムソルト
- 酢と卵
私は豆乳をゲットした時は、天然塩を入れて豆腐を作っています。
即席豆腐ですが、とても美味しいです。
なぜなら、味が濃いんです。
そして甘くてクリーミーな豆腐が出来上がります。
いっぽう、市販の豆腐は味気ない場合が多いです。
なぜなら水分を多く含ませてカサ増ししているからです。
通常にがりを使った豆腐は大豆1kgから約1.5kgしかできません。
しかし硫酸カルシウムやグルコノデルタラクトンなんかを使った豆腐は
4倍にも5倍にも作れてしまうのです。
それなので市販の豆腐は味気ないんです。
ここで紹介したにがりの代わりなら、濃くて美味しい豆腐が作れますので
ぜひチャレンジしてみてください。