健康のために毎日はちみつを摂取しようと思っていても、一体どれくらいの摂取したら良いか気になりますよね。
はちみつは甘くて美味しいから、ついつい食べてしまいがち。
いくら健康に良いからといっても、さすがに肥満や糖尿病は気になります
そこでこの記事では、はちみつを1日に取れくらい摂取したら良いか紹介させていただきます。
この記事を読んで、健康的に、はちみつを摂取しましょう。
はちみつの摂取量って1日どれくらいなの?
はちみつはスプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)がオススメです。
多いと思いますか?少ないと思いますか?
それを今から解説させていただきます。
はちみつは、たくさん食べても健康状態が悪くなることはありません。
そして、これといった副作用もありません。
実際に、1日大さじ4杯までなら影響がないこともニュージーランドの研究で分かっています。
大さじ4杯と言うと、約85gですのでかなりの量ですよね。
続いてアメリカの研究報告(アメリカンビージャーナル)では消化不良患者に30mlのはちみつを食前に3回食べさせたところ、消化不良患者が減少したと発表しています。
こちらも1日、90gと結構な量です。
ですから、たくさん食べても大丈夫なんです。
とは言うものの、そんなに食べて太らないのか心配ですよね。
90gのハチミツでは糖質が約70gほど。
これは、ご飯1膳(160g)の糖質58.9gよりも多いです。
30代〜40代の女性ですと1日の糖質の摂取量は約250g。
毎食ご飯1杯と、はちみつだけでも糖質は246gにも。
ほぼ、1日の摂取量を満たしてしまっていますね。
これでは、さすがに太ってしまいます。
いくら健康状態が悪くならないといっても、肥満では、健康とは言えません。
そんな中、摂取量は少ない方が良いと言う研究結果もあります。
パキスタンでは、糖尿病患者に対して30gのはちみつを処方したグループと75gを処方したグループの血糖反応を調べたところ1日30g処方された患者は75g処方された患者より血糖反応が低かったと発表されました。
ですから、血糖値のことを考えると1日に摂取する量は少ない方が良いと言うことです。
ニュージーランドのはちみつ『マヌカハニー』のラベルには「ティースプーン(10g)を1日3回」と書かれています。
ですから、はちみつは1回スプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)がオススメです。
世界保健機関(WHO)が糖類の摂取量を発表
そんな中、世界保健機構(WHO)が砂糖などの糖類の摂取量を1日の総カロリーの5%未満に抑えるよう発表しました。
糖類の摂取量5%というと砂糖にして25g。
日本人が1日にとる砂糖の量は平均で約70gですので25gはめちゃくちゃ少ないですね。
ちなみに他国での1日の砂糖摂取量は、
- アメリカ 90g
- イギリス 100g
- ドイツ 100g
- オーストラリア 150g
- ブラジル 150g
このことから、今回のWHOの発表には異論もあるようです。
ちなみに砂糖25gだとはちみつ19gと同じになります。
これでは、『1回スプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)』は完全にアウトです。
ただし、WHOは、従来の10%を推奨する形で、「5%未満だとさらに健康ですよ」と追加発表したようです。
総カロリーの10%なら砂糖50gなので、
『1回スプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)』
は可能ですね。
しかし、注意が必要です。
普段食べている食事の中には砂糖が含まれています。
特に加工品やジュースの中にはたくさんの砂糖が含まれています。
ですからこれらの食品に気を使わなければなりませんね。
せっかく健康のために毎日はちみつを摂取しても、逆に不健康なんです。
ですから、まずは、間食や食後のデザートをやめてスプーン1杯のはちみつに変えてみるところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
毎日はちみつを食べればこんな効果がある!
毎日はちみつを食べることで様々な効果が期待されています。
ここでは、はちみつを摂取した時の効果を紹介します。
効果
はちみつを摂取すると次のようなことが期待できます。
- 殺菌効果
- 疲労回復
- 口内炎
- 喉の痛みどめ
- 便秘
- 消化不良
- 安眠
- 動脈硬化予防
- 胃がん予防
こんなにもたくさんの効果があります。
しかし日本では、はちみつはあまり食べられていません。
1年間の家庭で消費するはちみつの量は約300gです。
ちなみに外国ではどうでしょうか?
- 1位 イギリス 約3000g
- 2位 ドイツ 約1500〜2000g
- 3位 アメリカ 約800〜1000g
イギリスは日本の10倍です。
実は、はちみつの摂取量と胃がんが因果関係があるって知ってました?
はちみつの摂取量が多い国ほど胃がんの患者が少ないのです。
172カ国中、胃がんでの死亡ランキングでは
- 日本 25位
- イギリス 119位
- ドイツ 90位
- アメリカ 152位
この4カ国では日本がブッチ切り1位です。
つまり、はちみつを毎日とることは胃がんの予防になります。
特に胃の粘膜を強くする亜鉛やミネラルを多く含んだ
- くりみつ
- そばみつ
がオススメです。
しかし、これらのはちみつ、においが臭いんです。
そんな、臭いはちみつの美味しい食べ方の記事です。
https://shiitaka.com/2018/06/09/kusaihatimitu/
はちみつを食べるタイミング
では、はちみつを摂取するタイミングを知りたいですね。
- 寝る1時間前
- 食前
寝る1時間前
人は、寝ている時に成長ホルモンで体を回復させます。
しかし、脳にブドウ糖がないと成長ホルモンが分泌されないので、疲れが取れません。
ですから、寝る前に、はちみつを食べて脳にブドウ糖を送らなければいけません。
それには、寝る1時間前がいいんです。
食前
食前にはちみつを食べると消化不良を防ぐことができます。
また胃潰瘍がなくなります。
食べ方
ヨーグルトに混ぜたり、シナモンを振りかけたりすると相乗効果でさらに良い効果があります。
また、はちみつを緑茶に入れえると、便秘に良いです。
まとめ
はちみつの摂取量は『1回スプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)』がオススメです。
私は、もともと便秘がちで、はちみつが便秘に良いと聞き、天然のはちみつを買ってきて食べ始めました。
初めの1週間で300gほど食べました。
すると軟便になってしまったんです。
はちみつには保湿効果があり食べすぎると軟便になってしまうんです。
そこで、一日の摂取量を少なくして行き、『1回スプーン1杯10gを朝、昼、晩の3回(合計30g)』にしたら軟便はなくなり、毎日が快便になりました。
はちみつの摂取量は、最終的にはあなたがご自身の体と向き合って
- 体重は増えていないか?
- 軟便になっていないか?
- 逆に便秘だから摂取量が足りないか?
など体調を感じ取って調節していくのが一番です。