ドラえもんのボードゲーム、『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』は対象年齢が5歳から。
5歳からでも遊びながら地理を覚えれるのですからすごいですよね。
ですが、本当に5歳から遊べるのでしょうか?
このゲーム、お金を計算したり、文字を読んだりとやることがたくさん。
そこで実際に買って5歳の娘と一緒に遊んでみました。
この記事が参考になればと思います。
ドラえもんのボードゲーム『日本旅行ゲーム』は5歳でもできる?
『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』は5つのゲームで遊ぶことができます。
しかし5つのゲームそれぞれ適正な年齢があります。
5歳からだと「かんたん日本旅行ゲーム」がオススメです。
年齢別にゲームをまとめると、
5歳以上
- かんたん日本旅行ゲーム
- どこドラならべ
6歳以上
- 宇宙旅行ゲーム
7歳以上
- 日本旅行ゲーム
- 世界旅行ゲーム
と、なっています。
『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』のメインゲームは7歳以上の日本旅行ゲームと世界旅行ゲーム。
ですから、5歳では、いきなり全てのゲームができるわけではないんです。
5歳からでもできる『かんたん日本旅行ゲーム』の遊び方
5歳からでもできる『かんたん日本旅行ゲーム』の遊び方を紹介させていただきます。
「かんたん日本旅行ゲーム」とはスタートの北海道からゴールの沖縄に向けて人形を進めて行くスゴロクゲームです。
ゴールするまでに、色分けされた7つの地方に行き、そこでもらえる「どこドラカード」を、それぞれ1枚ずつ(合計7枚)を集めていくゲーム。7枚集めた人からゴールを目指すことができます。
所持金は20000円。
このお金は、カードなどを買うときに使います。
途中でお金がなくならないよう、おこずかいを稼ぎながらゴールを目指します。
5歳の娘と「かんたん日本旅行ゲーム」で遊んでみたら、3つの問題が出てきた。
実際に5歳の娘と遊んでみたところ、3つの問題が出てきたので紹介します。
1.ルートの選択で悩む
スタートしてすぐに、ルートが分かれます。
5歳では、いきなりどっちに進んでいいのか悩みます。
例えば、ルーレットで「5」が出たとしましょう。
進め方によっては、「どこドラカード」がもらえるマスに行けるチャンス。
しかし、別ルートを通ってしまい、「どこドラカード」のマスを過ぎてしまったり、足りなかったり。
そんな時は、子供と一緒になってマスを数えてあげるといいです。
なぜなら、子供は数を数えるだけでも嬉しいからです。
数を数えれることに喜びを感じています。
そしてマスを自分の手で動かすことでも喜んでいます。
2.お金の計算ができない
お金の計算をする場面があります。
- どこドラカードを買う時
- 乗り物の乗り換え時
- おこずかいをもらう時
などなど。
5歳の子にはとても難しい計算です。
私の子供は、ようやく100まで数えれるようになったのに、1000円とか10000円という数字が出てきて、戸惑っている様子。
ですが、子供は、
- お金を渡す
- お金をもらう
たったこれだけで、喜びます。
まずは親が計算してあげて、子供と一緒になって遊びましょう。
3.「どこドラカード」がもらえないと すねる
「かんたん日本旅行」のルールで、カードは何枚も何枚もゲットすることができません。(最大7枚まで)
これが子供にとっては納得いかない様子。
だってカードがもらえるはずの駅で止まったのにカードがもらえないのですから。
そうなると、子供はスネます。
5歳では、ちょっと難しいルール。
そんな時は「わが家ルール」で楽しんでいます。
カードがもらえないのに、もらえたりだとか。
つまり、子供の成長に合わせてルールを少しずつ変えてあげる必要があるんです。
わが家オリジナルルールで遊ぶ
わが家ルールでは、
- ゴールでぴったり止まったらゴール
- タクシーを使ったゴールはダメ
- どこドラカードは何枚でも買える
以上3つを採用しています。
本来のルールでは、
- ゴールはぴったり止まらなくてもOK
- タクシーを利用すると進めるマスを選べる(ただし1マス5000円)
- どこドラカードの購入は各地方1枚のみ
になっています。
ですが、このルールだとゴールがあっさり終わってしまうので、「わが家ルール」を採用して楽しんでいます。
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム で期待できる3つの効果
『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』は遊びながらいろいろと学ぶことができます。
ここでは、子供と遊んでみて私が感じた3つの効果を紹介させていただきます。
1. 算数
ゲーム中にお金の受け渡しがよくあります。
「どこドラカード」1枚買うのに3000円。
新幹線に乗るのに2000円などなど。
何回もやっているうちに5歳の娘も勝手に覚えていて「どこドラカード」のマスに止まったら1000円×3枚準備するようになりました。
2. 地理
全国各地にある「どこドラカード」は全部で56枚。
この「どこドラカード」には、地名と特産物が書いてあります。
初めのうちは「どこドラカード」をもらえるだけで喜んでいますが、そのうち、お気に入りのカードが日本のどこにあるのか次第にわかるようになってきました。
3. ルールを守る
5歳の子供には難しいルールばかりですが、順番を守ったり、お金の受け渡しのルールなど、ルールを守ることをゲームを通して学ぶことができます。
どこドラカードやお札をラミネート
「どこドラカード」「お金」はもちろん紙でできています。
長いこと使っていると汚れたり、破れたりするのでラミネートをしました。
これで破れたりすることはなくなるので安心です。
5歳でも遊ぶことはできる
『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』は5歳でも遊ぶことはできます。
ただし、5歳では、お金の計算をしてあげたり、コマの進む道を選んであげたり、親の助けは必要です。
ですから、1ゲーム終えるのに、けっこう時間がかかります。
長時間、子供が飽きないように、親が盛り上げてあげる必要もあります。
しかし5歳の子にとって、
- ルーレットを回す
- コマを進める
こんな単純なことだけでも、楽しんでいます。
ですから、難しいことは考えなくても楽しめますよ。
さらに楽しみながら、
- 地理や算数、
- コミュニケーション、
- ルールを守る
も、養われる『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』はオススメです。
終わりに
ボードゲームはスマホのゲームやTVゲームと違い、一人ではできません。
ほかのプレイヤーと会話をしながら、競い合い、助け合い、ゴールを目指します。
家がにぎやかになることはもちろんですが、
- コミニュケーション力
- 協調性
などが磨かれて、子供の知育にも最適。
まだまだ、お友達と遊べるレベルではないですが、長く遊べる『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』は5歳からでも遊べますのでオススメです。
ぜひ遊んでみてくださいね。