プラスチックの食器って洗ってもヌルヌル油汚れが残ってしまいがち。
このヌルヌル、落ちないからといって何度も何度も洗ってると、プラスチックに傷がついて、そこから雑菌が入り込んでしまいます。
しっかり洗ってるのに逆に不衛生になってしまうなんてことも。
そこで、セスキ炭酸ソーダを使った方法を紹介したいと思います。
セスキ炭酸ソーダを使えば、たった一回の洗いでヌルヌル油汚れが綺麗に落ちてしまうんですよ。
もし洗い物が一度で済んだら、とても楽ですよね。そして経済的にも、肌にも優しいです。
ぜひセスキ炭酸ソーダを試していただけたら嬉しいです。
プラスチックのヌルヌル油汚れにはセスキ炭酸ソーダで決まり!
いきなりですが台所用洗剤ではプラスチックのヌルヌル油汚れは落ちません!
なぜなら、台所用洗剤が中性だからです。
ところが一生懸命洗っているヌルヌル油汚れは酸性。
実は油汚れに一番効くのはアルカリ性なんです。
ですから中性の台所洗剤では油汚れはなかなか落ちません。
- 台所用洗剤:中性
- 油汚れ:酸性
- 酸性にはアルカリ性
さらにプラスチックについた油汚れには落ちない理由があるんです。
それはプラスチックの原料が石油だからなんです。
石油も油汚れも同じ仲間のようなもの。
プラスチックに油が浸透して落ちにくくなってしまうんです。
ですから、台所用洗剤ではヌルヌル油汚れは落とせません。
そこで紹介するのが『セスキ炭酸ソーダ』
油汚れに強いアルカリ性なので、プラスチックの油汚れも綺麗に落としてくれます。
オススメは粉末タイプ。水で割って使います。
今では百均でも買うことができますので非常に経済的です。
主な使い方は、スプレーボトルで油汚れに吹きかけるだけで、油汚れを拭き取ることができます。
プラスチック食器に吹きかけてしばらく置いておけば、ヌルヌルは取れてしまいますよ。
セスキ炭酸ソーダ
まずはセスキ炭酸ソーダ水を作ってみましょう。非常に簡単ですよ。
- セスキ炭酸ソーダ小さじ1
- 水500ml
- スプレーボトル
- 水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を混ぜるだけで完成です。
セスキ炭酸ソーダの使い方
まずは、油汚れをキッチンペーパーやティッシュなどで拭き取ります。
いくらセスキ炭酸ソーダがアルカリ性でも、ギトギトの油汚れを落としきる洗浄力はありません。
ですから、まずは油汚れを拭き取ってください。
油汚れを拭き取ったプラスチックの食器に、セスキ炭酸ソーダをスプレーします。
スプレーした食器をしばらく置きます。
スプレーしてしばらく置いた食器を洗泡立てたスポンジで洗います。
最後は、水ですすぎます。セスキ炭酸ソーダが残らないようしっかり洗い流しましょう。
手荒れ防止にゴム手袋をしてください
セスキ炭酸ソーダ以外のオススメ
重曹
重曹も油汚れに効く代表格。
ただしセスキ炭酸ソーダに比べると弱アルカリ性になってしまいます。
【アルカリ性質】
- 重曹(ph8.4)
- セスキ炭酸ソーダ(ph9.8)
それでも、油汚れには効きます。
使い方はセスキ炭酸ソーダと同じ方法や、重曹を入れた洗いおけに漬け込む方法もあります。
ただし注意が必要です。
重曹は水に溶けにくく研磨効果もあるため、プラスチックの食器に直接ふりかけて洗うと、表面を傷つけてしまい雑菌が入り込んでしまいます。
ですから、しっかり水に溶かしてから使ってください。
重曹はセスキ炭酸ソーダほと強くはありませんが、体には一番優しく肌も荒れにくいのでお勧めです。
重曹の使い方
- スプレーで吹き付ける
- 洗いおけに漬け込む
「スプレーで吹き付ける」はセスキ炭酸ソーダと同じやり方なので、ここでは「洗いおけに漬け込む」を紹介させていただきます。
準備するもの
- 粉末の重曹大さじ1、2杯
- 洗いおけ
手順
食器についた油汚れをキッチンペーパーでザッと拭き取ります。
重曹は洗浄力が強いわけではないので、油汚れの拭き取りは大切です。
油汚れを拭き取った食器を軽く水で流します。
大さじ1、2杯分の重曹を水の張った洗いおけに入れます。
食器を入れて1時間以上漬けおきします。
時間がないときは、一晩中つけておき、翌日洗うこともできます。
水で綺麗にすすぎます。
手が荒れる場合はゴム手袋をしてください
暁石鹸 固形石鹸ローブ
『暁石鹸 固形石鹸ローブ』という固形石鹸もオススメ。
この石鹸は弱アルカリ性ですので、酸性の油汚れに有効です。
特徴はケイ酸塩が配合されています。ですから脱脂力が強いんです。
食器だけでなく衣類、家事全般に使え、コスパも高いです。
石鹸全般に言えることですが石鹸は泡立てることで、威力を発揮します。
泡が汚れを吸い取ってくれるからです。
ですので目の荒いスポンジか、泡だてネットを使ってください。
ケイ酸塩が入っているため、手荒れがしやすいです。ゴム手袋を使用してください。
手順
- 油汚れをキッチンペーパーで拭き取る
- 水で流す
- あわ立てた石鹸で洗う
- すすぐ
まとめ
- プラスチックのヌルヌル油汚れとは
- セスキ炭酸ソーダの使い方
- セスキ炭酸ソーダ以外(重曹、固形石鹸ローブ)
以上の3つについて書かせていただきました。
油汚れは酸性ですのでアルカリ性の物を使ってくださいね。
セスキ炭酸ソーダを使うことで、子供のプラスチック食器や、タッパー、弁当箱など、何度も洗うことはなくなりますよ。
セスキ炭酸ソーダ、オススメですのでぜひ使ってみてください。